よく賃貸物件を探していると見かけるのが「鍵交換料金:15,000円」とかいう、鍵交換費用です。
前の入居者と違うカギにするために必要で、初期費用として取られるわけですが、なるべく費用を抑えたいところでこの金額は結構痛いですよね?
そんなあなたに朗報です!
鍵交換料金が発生しない賃貸があります!
では、どんな賃貸物件であれば鍵交換料金が発生しないのか?を見ていきましょう。
一般的なカギとディンプルキー
一般的に賃貸物件のカギって普通のカギです。
こーゆーやつ。
複製しやすい代わりにピッキングもしやすいというのが特徴です。
それでも一般的にはこのタイプでしょう。
ちょっといいところになると「ディンプルキー」と呼ばれるピッキングに強いキーになります。
こーゆーやつ。
ディンプルキーの特徴は、カギの表面に穴ぼこが空いていて、両サイドには凹凸がない構造になっています。
ピッキングには強いですが、複製しにくく、スペアキーを作ってもらおうとすると1ヶ月くらいかかります。あと無断では作ってもらえません。ちゃんと管理会社を通して作ってもらう必要があります。
めんどくさいけど安全性が売りです。
これらのカギの場合、次の入居者が入る際にはカギを交換します。前の入居者のカギで入れちゃったら困るからですね。
そして、新しいカギの負担は次の入居者がすることになります。
鍵交換が不要なカギとは?
- 電子錠(ナンバーロック)
- カードキー
- オプナスキー
具体的には上記3つが入居時に鍵交換費用が発生しないカギになります。
電子錠(ナンバーロック)
私が現在住んでいるアパートが電子錠(ナンバーロック)なのですが、入居時に自分の好きな数字(4〜6桁)を決められました。
ナンバー変更も好きなときに行えます。
次の入居者が来るときにはナンバーをリセットして、次の人が任意で決めるって感じなので鍵交換費用がかかりません。
カードキー
カードキーは、ホテルのロックみたいな感じです。
基本的にオートロックで、カギの閉め忘れが発生しない点が利点です。また、複製がめんどくさい(できない)です。
カードキーは、本体に数パターンの暗証番号が登録されていて、かざしたカードと番号が一致すれば解錠、といった仕組みです。
次の入居者が来たときには、別のパターン&カギは別の部屋のものにしてローテーションさせます。
カギ自体は使い回しということになりますが、どこの部屋のものかわからない(わかったところでその部屋のカギも替わっている)ので、防犯面も問題ありません。
オプナスキー
上記2つは知っている人も多いと思いますが、オプナスキー…これは知っていますか?
オプナスキーって言っていますが、オプナスという会社が作ったカギのことです。
商品名でいうとMMXとかMMXⅡになるみたいです。
私たちが契約した新築アパートがこのカギでした。某D社の最近の賃貸はすべてこのキーになってるのかな。
仕組みはカードキーに似ていて、別の部屋のカギとローテーションさせることで鍵交換をなくしています。
4本(5本の場合もある)1セットになっていて、1本がマスターキー、残りが通常使うカギとなっています。
で、このオプナスキーは、シリンダー(カギをさす側)に秘密があって、一番初めにマスターキーをさすことで、そのマスターキーの形状を記憶して、残りの3本が使えるようになるのです。
一見するとただのカギなんですけど、ディンプルキーに劣らない防犯性能の高さがあるようです。
ただ、防犯性能が高いがゆえ、カギを紛失した際には厄介なこと(交換費用が高かったり解錠に時間がかかったり…)になるようなので、その点には注意が必要です。
鍵交換不要な部屋を選んで初期費用を抑えよう
鍵交換費用がかかったとしても、古い家のほうが家賃安いしそれでいい!っていうならいいんです。
だけど、新しい部屋かつピッキングされない防犯性能がありつつ、鍵交換費用をかけたくない!っていう人なら上であげた3つのカギ、
- 電子錠(ナンバーロック)
- カードキー
- オプナスキー
この3つのどれかを採用している部屋を見つけるのが得策です!
それか、今まで入居者がいない新築物件であれば、どんなカギであろうと鍵交換費用はかかりませんのでそれもおすすめですね!