「引越し」ってお金がかかりますよね?
トラックの手配や人による搬送を考えれば、料金が高くなってしまうのは当然なのかもしれません。
でも、利用する側からしたら1円でも安いほうがいいですよね。
1円と言わずに1,000円!いや!1万円!!
安ければ安いに越したことはありません。
そこで今回は、「14万円の見積り金額を半分の7万円まで減額させた交渉術」を紹介します。
あくまでも私が経験したn=1の情報です。
引越し業者(営業マン)や時期などの要因もあるので絶対に減額できるというものではありませんのでご了承ください。
私の引越しの事例
- 単身引越し
- 2階⇒1階への引越し
- 移動距離片道110km(県内)
- 5月連休の引越し
単身引越し
転職を機に引越すことになりました。
持っていった家財は、
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- こたつ
- テレビ&テレビ台
- シングルベッド
- ベッド下の収納x2
- キャビネットx1
大きいものは上記の通りです。
あとは段ボール箱大x5、小x5くらいの量でした。
この家財の量で一番小さいトラックから2番目に大きいトラック(某S社のHタイプ)でした。
洗濯機や冷蔵庫などの白物家電を持っていかないのであれば、一番小さいトラックで済むかもしれません。
そのへんは業者に訪問見積もりしてもらうといいでしょう。
電話すればすぐに近くの営業所の営業マンが来てくれます。
2階→1階への引越し
これはとくに問題ありません。
引越し料金はトラックの大きさ(+台数)で料金が変わるので、2階だろうと3階だろうと価格の変動はないようです。(某S社の場合)
移動距離:片道110km(高速使用時)
引越し業者さんは基本的に、「午前」と「午後」で別の家の引越しを行うそうです。
つまり1日2件引越しができます。
しかしこれは、午前中(8〜12時)もしくは午後(13時〜17時)の間に作業が終われば、の話。
私の場合、県内の引越しでしたが、端から端の引越しだったので距離にして110kmありました。(高速道路使用の場合)
下道だと3時間かかる距離です。
これだけ距離があると”午前”か”午後”どちらか1枠だけでは終わりません。
なので必然的に2枠取ってしまうんですね。
引越し業者からすれば、
ということで引越し料金が高くなります。
交渉しなければ!
5月連休の引越し
3月、4月の繁忙期は過ぎているものの連休(ゴールデンウィーク)ということで、引越し料金は高くなる傾向にあります。
引越し時期を個人の判断で自由に決められて、本当に安いときを狙うなら閑散期である6月7月を狙うのがいいでしょう。
はじめの見積もりは14万円!
上記の内容を踏まえて見積もりしてもらった結果、はじめの見積もり額は14万円でした。
私がなんの疑いも持たなければ、そのまま14万円で引越ししていたことになりますね。怖い…。
でもこの14万円の見積もりを最終的には半額の7万円まで減額させることに成功しました。
ここからが本題です!
「14万円の見積り金額を半分の7万円まで減額させた方法(交渉術)」を紹介します。
はじめに言っておきますが、これといって難しいテクニックがあるわけではありません。
「引越し料金に対するちょっとした知識」と「大阪のおばちゃん並みの”まけて〜や!”の気持ち」が大事です!w
引越し料金を14万→7万に減額させた交渉術
- 引越しの見積り担当営業マンとの徹底的なヒヤリング
- 「ネットで調べたらこれだけ安かった」という、ほかの意見を提示
- ブラックボックスになっている部分を明確にしてもらった
行ったことは具体的に上記の3つです。
引越しの見積り担当営業マンとの徹底的なヒヤリング
まずはトコトン話しましょう。
話の内容はもっぱら「どうやったら安くなるか?」ですw
- この洗濯機1つ外したら安くなります?
- ベッド分解して運んだら安くなります?
- もっと安くなる日ってあります?
営業マンの心を折るレベルで畳みかけましょうw
「ネットで調べたらこれだけ安かった」という、ほかの意見を提示
「ネットの情報見たら単身の引越し料金の平均は5万円切ってたんですけど、私の見積もりはなんでこんなに高いんですか??」
私はこのように聞きました。
すると、
とのこと。
でもそこで私は引かずに、
「え!だとしても平均5万円の倍の10万円ですよね?そんなに高いのかぁ…」
と、クレーマー並みの猛攻w
そこから、「時期が…」とか「距離が…」とか、いろいろ言われましたが、
時期に対しては「この日以外で安い日ありますか?」
距離に対しては「まぁそこは仕方ないね」
反発する部分と妥協する部分を作ってアメとムチ攻撃w
”ブラックボックス”になっている部分を明確にしてもらった
最終的に決定打になったのはこれ!
「トラックの大きさ(+台数)で料金が変わる」っていうんですけど、なんかザックリすぎるんですよね。そう思いません?
見積書を見ても総額しか書いてないからなんか納得いかなくて。
ブラックボックスになっているだけで、絶対そこには「人件費」と「距離に伴うガソリン代」(+その他)が上乗せされてると思うんですよ。
- トラックのサイズが同じだとして、家具を5点持ってくのと10点持ってくのが同額はおかしくない?
- 半日で終わるからといって20kmの引越しと50kmの引越しが同額なのはおかしくない?
そんなことを思った私は、
「ちゃんと人件費(工数)にいくら、ガソリン代にいくら、トラックにいくら、というのを見積書に載せてください!」
と、詳細を提示するように言いました。
よくわからないところにお金を払いたくないですからね!
最終的に最低料金の7万円に減額成功!(14万⇒7万円)
私がしつこかったのか、こいつはやべぇ奴だって思われたのか、営業マンが早く帰りたかったのかはわかりませんが、最終的に見積り金額が当初の14万円から7万円に減額されました。
減額見積もりを出す前に上司に電話をかけてましたねw
あと、
ということも言っていました。
とにかく私の勝ちじゃ!!!
搾取されないように知識を武器に!
今回は安くなったからよかったですが、なんの疑問も持たなければキッチリ14万円払うことになっていました。
「半額にできたのがすごい」と言うより、はじめに最低金額の倍の料金をフッカケてくる業者が問題だと思うんですよね。
あわよくば搾取してやろうって感じじゃないですか?
7万円が最低料金って言ってるけど、実際はもっと安くしても利益が出てるかもしれないし。
とにかく、業者とやり合う前に1度ネットでもなんでも検索して、引越し料金の平均を調べておくのがいいです。
自分の見積もり金額が高いのか安いのか判断できる基準になります。
あとは「ここまでなら出せる」という限度額も決めておくと、意思が固くなるし、業者との話がスムーズに進みます。
知識を武器に、搾取されないようにしましょうね。