- 職場から近い所がいい!
- 駅から近い所がいい!
- コンビニ近いところがいい!
などなど…
引越しを考えたとき、欲張りたいことっていっぱいありますよね?
引越しなんてそうそうあるイベントじゃないですし、自分が長く住むことになるであろう家の立地が大切なのは当然です。
駅チカでコンビニも近くてドンキも徒歩圏内!そんな一等地に住めたら最高ですよね。
でも、そんな利便性を捨ててでも気にしてほしいことがあります。
それが、地形です。
地形がわかればその土地の危険性(災害が起きるかどうか)がわかります。
そして、その土地の危険性を知るために使うのがハザードマップです!
兎にも角にも、引越しする前にハザードマップは絶対に確認してほしいのです。
ハザードマップって何?
すでに知ってる人も多いと思いますが、身の回りの災害リスクを調べることができるツール(サイト)です。
使い方は簡単で、グーグルマップのように調べたい場所を入力して検索するだけ!
あとは、洪水災害なのか?土砂災害なのか?津波なのか?それとも全部調べたいのか?を選択するだけで危険箇所がわかります。
表示された箇所の色が濃ければ濃いほど危険な場所です。逆に、色がついてなければ安全な場所であるといえます。
「よくわからない場所」が一番危険!
川の近くや山の近くであれば、なんとなく水害あるのかな?土砂崩れ起きるのかな?って予測つきますよね?
予測できれば対策もできるわけで、そういった「目で見て分かる場所」はいいです。
いいですっていうのは、そこを選んで住むってことは、災害に対してある程度覚悟の上ってことですからね。防災グッズなどで対策できてるかもしれないですし。
そうではなく、「よくわからない場所」っていうのが実は一番危険です。
「こんなところまで水こないだろ〜」ってところが水害によって浸水することがあります。
内陸でも水害の可能性があるんです。
それは普通のマップで見ただけではわかりません。
そこで活躍するのがハザードマップなんです!
実際に見てもらえばわかりますが、意外なところが危険区域だったりします。
ハザードマップ的にNGな場所にどうしても住みたい場合は?
いい部屋あったー!と思ってハザードマップを見たら危険区域…。
災害が起きない可能性に賭けるか、潔く諦めて安全地帯でお部屋探しをするか。
できれば潔く諦めて、安全地帯でお部屋探しをしてほしいのですが、時間的な理由やらなんやらでそうもいかない場合があると思います。
そんな場合はどうするか?
洪水注意の場所に住みたいのであれば「2階に住む」っていうのがひとつの手です。
あくまでも自分が助かる手段にすぎませんが…。
火災保険は火災以外もカバーしてくれる
賃貸を契約する際、必ず加入することになるのが火災保険です。
もはや義務的に加入することになるので、「はいはい、わかりました。」って感じで、内容までしっかり見てる人はいないと思います。
火災保険と聞くと「火災があったときしか補償されない」というイメージがありますが、一般的には、火災、水災、風災、etc…など、火災以外にも適用されます。
なので、ハザードマップ的にNGな場所に住んで、自然災害に見舞われたとしても、一応保険はおりるでしょう。
ただ、適用条件等は保険によって異なる部分もあるので、その辺は契約内容をしっかり確認しましょう。
安全地帯に住むことは保険にも勝る
保険に入ってるから何かあっても大丈夫!と思うのは危険です。
保険である程度は補償されたとしても上限の金額は決まっていますし、家財を一式揃え直すとなると保険ではまかないきれないでしょう。
そうなったときの出費は計り知れません。なにより、その日から住む家がなくなるのが問題ですよね。
そうならないためにも「安全地帯に住む」ということが大切です。
日本にいる限り地震の恐怖はつきまといますが、それ以外であれば家の立地でどうにかなるということを覚えておきましょう。
そのためのハザードマップです!
いま一度、自分の住む(住んでいる)場所を確認してみてください。